前職での経験が活かせる場面もある税理士の仕事！
起業や開業を目指す人にとって頼りになる存在の税理士ですが、その税理士の経歴にまで注目するという人は少ないかもしれません。
税理士一筋の人生を送ってきた人もいれば、全くの異業種から税理士の世界に飛び込んできたというケースも少なくないのが現状です。
税理士の仕事といえば、新たに会社を立ち上げる際のさまざまな税金にまつわるアドバイスをしたり、確定申告や年末調整などをサポートすることがメインです。
この他にも、顧問税理士としての契約を締結している法人や、個人事業主に対して毎月の収支報告書や月報などの書類に目を通すことなどが業務としてあります。
税理士との付き合いが長い経営者や個人事業主であれば、その税理士がどんな分野に強みを持っているかについては、自然と理解できるのではないでしょうか。税理士をめぐっては、前職によっても特徴があるというのも興味深い点といえます。
税理士になる前も専門職
前職が、弁護士や司法書士、公認会計士などというケースは往々にしてあるものです。
確かに持つべきスキルや知識もさることながら、その仕事の進め方についても似ている部分が多いといえるでしょう。前職の経験を最大限に活かすことで、税理士としての仕事も難なくこなせることになります。
むしろ、通常の税理士に比べて、多くの見識や経験を積んでいるため、期待感は増すでしょう。現代では、ネット社会となっており、ホームページや運営するサイトなどに前職なども含めたプロフィールを掲載することも可能です。
前職が弁護士や司法書士などであれば、それだけ注目も高まることになります。
異業種から税理士へ転身
全くの異業種からの転職を果たして活躍する税理士も多くいます。通常の会社員や公務員をしながら税理士としての資格取得のために勉強していたという苦労人が多いのも税理士の特徴といえるでしょう。
営業や販売などの仕事と税理士として求められる点については、確かに異なるといえるのではないでしょうか。
主に企業の売上や収支、人材コストなどについての数字を見る、数字を作ることになる税理士との違いは大きいです。
しかしながら、税理士としての業務の中でも、人とのコミュニケーション能力が求められることは多々あります。というかこっちの方がメインです。
前職での業界経験や仕事の内容によってはクライアントとの話が円滑に進むことも多いです。税理士はサービス業としても面も強いので営業経験の有無が税理士としての強みになることも多いですよ。
元銀行員や元不動産業から税理士になった人は業界特有の知識も持っているので強い味方になります。
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