税理士探しは知人の紹介がいい?注意点はある?

知人の紹介がいいのか!?税理士は自分で選ぶべき!?

税理士の選び方として知人の紹介という方法があります。信頼できる人の紹介ということで、優秀な税理士の場合が多いです。

 

しかし、知人がおススメしてくれたからと言って自分にも合うかどうかはわかりません。そう考えると知人の紹介が必ずしもいいとは言えないでしょう。

 

特に税理士は会社の内部資料を見る立場にある人なので、信頼できる人を選ぶ必要があります。安易に知人の紹介だからと言って、税理士として選ばない方が良いかもしれません。

 

ここでの信頼できるかどうかというのは、自分と相性がいいかどうかになります。

 

仕事ができる税理士でも、いつも無表情で会話が進まないとか、イライラしていて相談しにくいという方には仕事を頼みたいと思えませんよね。

税理士との相性は会って判断する

では税理士の選び方としていい方法は何でしょうか。

 

信頼できるかどうかを実際に会って判断することでしょう。

 

始めのきっかけは知人の紹介でも、インターネット経由でもいいのです。実際に会って、信頼できる人かどうかを判断します。それにはまず人物を判断することから始めましょう。

 

人間性が信用できないのでは一緒にビジネスをすることはできません。

 

少し相談してみると相手の表情が見える

面談時に自分の経営状況を話して何かアドバイスを貰ってみましょう。仕事ができるか判断するために、節税や事業についての提案をしてもらうというのはいい手です。

 

その提案内容で仕事がしっかりできるかを判断することができます。

 

比較検討が難しい

知人の紹介であっても公平に判断することができるのであれば、紹介も悪くありません。全く知らない人よりはつながりがある方が信頼できるからです。

 

知人の紹介であれば最初に会う際にある程度の情報を貰っているので、どういう税理士かわかったうえで会うことができます。実際に会って人物像や契約内容が納得できれば問題ないでしょう。

 

ただ、知人の紹介は税理士そのものには不安が無いとしても、契約内容が適切かどうかまではわかりません。

 

知人の紹介の場合、複数の税理士と面談したり、相見積もりをすることがありませんので、その契約内容が相場通りかサービス内容が適切かというのがわからないのです。

 

おわりに

税理士は一度契約したら、コロコロと変えるものではありません。自分の事業に詳しくなってもらい、適切なアドバイスをしてもらうにはお互いの関係構築が必要になるのです。

 

知人の紹介では、税理士の比較検討が難しいので本当はもっと自分に合う税理士がいたのではないかという不安には対応できません。

 

第三者目線で紹介してくれるのは、自分とは全然関係ない人の方が上手な場合がありますからね。

 

税理士探しの救世主!?紹介会社を利用するメリットと注意点
実際に利用したおすすめ税理士紹介サイト

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